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キナコ爆死!

どうもはじめまして。プリンセスさんからE君と呼ばれている者です。初ブログです。不慣れな部分も多々ありますが、よろしくおねがいします。

さて、三連休最終日の敬老の日、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?僕は研究室で‘キナコ培地’の作製に挑戦していました。今度行う接合伝達の実験に必要だったからです。経験者のハシモ君から組成を教えてもらいました。

MS Agar (キナコ培地)の組成
Agar                    20g
Mannitol                  20g
Soy flour ←要するに、キナコ    20g
Tap water ←水道水        1000ml

寒天の量が若干多いこと、
なぜかD.W.ではなく水道水を使うこと、
キナコが水に溶けないこと、
以上の三点を除けば、何の変哲もないただの培地だと思っていました・・・

この組成の通りに1リットル作り、オートクレーブをかけようとしたとき、たまたまそばを通りかかったハシモ君に、
「それ、煮沸しなきゃダメだよ。」
と、言われました。
なんでもキナコが水に溶けないため、いきなりオートクレーブをかけると、突沸してしまい、ふきこぼれてしまうそうです。そのため、煮沸によりある程度キナコを溶かさなければなりません。それでも、オートクレーブ後には半分以上ふきこぼれてしまうそうです。
「1リットルだから残るのは500mlか・・・」
めんどくさいと思いつつ、1研の冷却遠心機のそばのガスコンロで30分程煮沸してました。
そこでさらに追い討ちをかけるように、
「オートクレーブだけど、115℃、15分を2回ね。」と、ハシモ君。
「2回 !?」
そこで僕は悟りました、この培地は究極にめんどくさい、と。
そのとき時刻は17時でした。
今からオートクレーブを2回かけると、19時の研究室終了時刻までに間に合うかどうか、ギリです。

急遽煮沸を切り上げ、オートクレーブをかけることにしました。フラスコの中のキナコはダマになったままでした。急いでるときに限って、オートクレーブの温度はなかなか上がりません。そうこうしているうちにF本先輩には
「もう、あきらめたら?」
と、言われました。
確かにそれは賢明な判断でした。ですが、ここまできたからにはもうあとには引き下がれません。万が一シャーレに撒く事が出来なくても60℃保存という手があります。

無情にも研究室のメンバーは続々と帰っていきます。
それでも僕はわずかな希望を胸に、待ち続けました。

そしてようやく1回目のオートクレーブが終わりました。
蓋を開け、中を見てみると・・・

フラスコの中身が九割なくなっていました。

四重にかぶせたアルミホイルの蓋が吹っ飛んでました。

オートクレーブの底に、ダマになったキナコが落ちていました。

つまり、どう考えてもシャーレに撒ける状態ではありませんでした。
僕は、まるで自爆テロの事件現場のような、オートクレーブ内部に散らばったキナコの残骸を泣く泣く拾い集め、流しに捨てました。
フラスコに残った100mlにも満たないキナコ培地も流しに捨てました。

手塩にかけて作ったキナコ培地が・・・まさか九割もなくなるとは思ってもみませんでした。
それも1回目のオートクレーブで!

最後までめんどくさいことに、フラスコにこびりついたキナコはなかなか落ちません。

気づいたら研究室の人間はとうとう僕一人になってしまいました。
この後、戸締りをして1研の鍵を返しに行ったことは言うまでもありません。


結論、三連休最終日の敬老の日、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?

僕は惨々な一日を送っていました。

・・・キナコのせいで。









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